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八剣山(落ちたら死ぬ)

札幌の市街地から、国道230号線を南へ下ること車で40分くらいでしょうか。
八剣山という標高496mの山に登ってきました。
低い山なのに妙に高い感じがして、道も険しくて登り甲斐がありました。
山登りだったのか崖のぼりだったのか。
今は腕が筋肉痛です。

写真撮り忘れたのですが、麓には田舎のバス待合所みたいな登山小屋があって、そこで名前を書いて出発しました。
登山小屋の神棚は放置されまくってたので、今度来る機会があったらワンカップを捧げよう……

以下、写真を貼りつつ適当に登山記録。
↓の【記事の続きはこちら】をクリック
実は先週、歩きすぎで短腓骨筋腱という足の甲の外側にある腱が炎症してしまいヨタヨタ歩き、医者にも山は行くなって言われていましたが、数日で奇跡の回復を遂げました。
あとまぁ登山用のサポーター&クッションになる一足三千円の靴下が、値段に見合う働きをしてくれたのですね。

麓は新緑青々とした森。ここらはリアルにヒグマがいるので、ちゃんと鈴を装備しました。ぶっちゃけ鳴り物は気休めですがね。
朝5時半くらいに登山開始。

山に入ると早速何やら白いふわふわした花が。
八剣山 エゾノシロバナシモツケエゾノシロバナシモツケ。
蝦夷の白花下野。
長い雄しべが毛のように見えて、ふわふわ感を演出。
バラ科だそうです。
八剣山は藻岩山と山伝いに繋がっていますが、藻岩では見られない草花もありそうなので期待。
森に入った感じで、藻岩原生林とはまた違う環境なんだなというのが何となくわかりました。
ピンク色のヤマツツジを見つけましたが、今確認したら手ブレしまくってて撮れてなかった。

八剣山険しいとは聞いていましたが、早速険しい。
写真では分かりにくいですが、左の根っこもじゃもじゃの所に取りついて登りました。手を使わないと上がれない感じです。案内してくれた友人はサクッと通過していましたが……

八剣山 セミの抜け殻セミノヌケガラ。
セミの抜け殻。花ではないです。むしろ幼少期の宝物です。
岩にひっついてました。
遠くから微かにセミの声が聴こえます。

八剣山険しいけど登山道。
この日は絶好の山日和でしたが、こっち側は朝は日光が当たらないみたい。
最初は急な坂と地面の乾いた森が続きますが、しばらく進むとシダの群生したポイントに。倒木を潜り岩ごつごつ道を進みます。道は急で、木の根や岩を手がかりによじ登ることもしばしば。友人は二本足だけでサクッと登っていましたが……

八剣山そのうち木々の向こうに岩山が見えてきます。岩山ってか崖っスね。
……岩肌には藻岩や円山では見なかった草が生えている……。あの岩山の上に向かうと聞いてwktk

八剣山しばらく上ると岩の尾根に出ました。
朝日が差し込む側。ホッとする清々しさです。
この付近でアカゲラを見つけるけど撮れなかった……
八剣山より右手は絶景!
川の向こうに見えているのは簾舞(みすまい)地区?
札幌中心部は見えている山を左にぐるっと回り込んだ先です。
朝日で霞んで見える。
時刻は6時18分。

八剣山朝だ!
上に来ると緑がまだ若々しいです。
この岩の尾根を進みます。
ちなみに↑の岩の向こう側(写真左の岩の向こう)
八剣山こっちも絶景でした。
遠くの山はまだ雪が。
これ、写真の下もずっと崖で、これ以上身を乗り出すと落ちて死ぬ感じです。

八剣山 岩の割れ目から生える草
八剣山足元パラパラ……
斜面が急というか、急なんじゃなく絶壁っすね。90度。
おそらく眼下に見える森がさっき岩山を見上げた地点ですね。写真の上部には麓の民家、右上には豊平川が映っています。
八剣山(^3^)~♪
八剣山 ミヤマハンショウヅルミヤマハンショウヅル
初めて見つけた。

道中では大岩があったりすると、より高い所を求めてよじ登ったりしては落ちたら死ぬ感じの絶壁に立って絶景を眺めました。

八剣山左は岩の壁。狭い道の右側も実は落ちたらヤバい感じです。
八剣山安山岩……
八剣山頑張って登ります。
落ちたら死ぬのが落ちてこられても死ぬ感じに。
と思ったけど妙にサクサク登ってゆく友人。

八剣山何か小さな花のような……

八剣山振り返るとこんな感じ。
尾根に出てからはこの岩に沿って登ってきました。
細い……

八剣山パラ…
八剣山豊平川。札幌市民の親しむ川ですが、上流は意外と細くなってる。護岸工事も無い自然体な川ですね。
中央に写る建物は除雪ステーション格納庫と道路情報館。
除雪ステーションというのは除雪車がしまってあって、冬場の積雪期には運転手が泊りがけで待機して深夜でも早朝でも出動できるように詰めている場所なのだそう。
併設されている道路情報館は、道路に関する資料館らしい。ここにあるドライブシミュレーターが難易度高くて、定山渓まで生きて辿り着けないレベルなんだとか。
そのうち行ってみたいですね。
写真上部に広がる住宅地は豊滝地区。

豊平川豊平川。

小金湯方面小金湯方面。
温泉あるらしい。

八剣山道中の風景がまたすごい。絶景と岩!

八剣山このごつごつしたブロック所の岩!
一個を引っ張ったらスポッと抜けるんじゃないかって思ってしまう形ですが、積み木みたいに崩れたら困るのでそっとしておくでござる。

八剣山というわけで山頂!

7時前には着いてた。
山頂も周囲は崖。緑の山を見下ろせます。
八剣山隣には二つの岩山が。

……これ、頑張れば谷を越えてよじ登れそうだったんですよね。
後から登ってきたベテランさんの話では、手前の岩山までは行けるらしいですが奥は危険なのだそうです。
多分これ登りはサクサク行けそうですが蟻が沢山いそうだし、戻ってくるのが大変怖そうで……
でも帰宅した今は挑戦しなかったことを後悔しているので、次は必ずや……!

27e7834f.jpeg友人が持参した燃料と水でカップめんを調理して振舞ってくれた。
この険しい山をサクサク登り、山頂着いたら手際よく湯を沸かし飯とコーヒーを用意してくれたこの友人を尊敬しました。

絶景を眺めながら立ち食いするラーメンは格別です。
ありがたや(-人-)
実は私は蟻が苦手なので、よほど疲れていない限りは蟻を避けて立ち食い……。その気になればいくらでも我慢は出来ますが、休憩中も過労で倒れる一歩手前とかでない限り、蟻がいたら座りません。

八剣山今日はかなり早い時間から登り始めたため、山頂も我々が独占していました。
友人によると、普段は登山客でかなり混雑しているらしい。
岩山の天辺に人が密集しているなんて、麓から見れば不思議な光景かも?


というわけで初めて訪れた八剣山ですが、とても充実感のある登山&崖登り気分を味わえました!!
来たい……すぐにでもまた来たい……毎週でも……!

とか考えながらの下山ですが、苦労して登ってきた急な道を下るというのはすっごく大変でした。
あんまり急すぎて途中何度か歩くのを諦めて尻で滑り降りました。

8時くらいに麓に辿り着いたので、私たちは陸上自衛隊の真駒内駐屯地へ向かいました。
この日は真駒内駐屯地際だったんです。

景品はお菓子ではないかと踏んだ私たち二人は意気揚々とスタンプラリー受付に向かい、「(参加できるのは)10歳までです」って断られました。
<つづく>
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